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フラフープへバットを戻す、安全と運動量を両立する4駅練習

練習方法引用元:日本野球機構(NPB) / 公開 2018-08-20 / 確認 2026-09-10名門高校出身・元甲子園球児・現野球振興団体代表者等が監修
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「バットは打った後、フラフープなどを目印として必ず置く」

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参照記事の要約

NPBが全国の小学校教員213人を対象に開催したベースボール型授業研究会では、小学3~6年生53人による模擬授業と実技講習を実施した。3・4年生は練習中心、5・6年生は試合中心とし、「捕る」「投げる」「打つ」「ゲーム形式」の場所をグループで順番に回る構成。安全策として、打ち終えたバットをフラフープへ置く、捕球が怖い子はセルフキャッチから始める、危険な球から逃げる意識も教えるといった方法を紹介した。守備側と攻撃側の人数を変えることで、待ち時間を減らし運動量を確保する工夫も示された。

編集部コメント名門高校出身・元甲子園球児・現野球振興団体代表者等が監修

小学校のベースボール型授業では、うまく打たせる前に「安全に何度も動ける場」をつくる必要がある。NPBの研究会では、3・4年生を練習中心、5・6年生を試合中心に分け、捕る、投げる、打つ、ゲーム形式の場所を少人数で順番に回った。全員を一列に並ばせるより、待ち時間を減らし、それぞれの動作に触れる回数を増やせる。学童チームでも、経験差が大きい日の導入にそのまま応用しやすい設計だ。

用具の置き方にも具体策がある。打った後のバットを投げさせないため、足元から離れた安全な場所にフラフープを置き、必ずそこへ戻す。打者の交代動線と球を拾う動線を交差させず、打つ場所には一人だけ入る。柔らかい球、ティー、コーン、フープがあれば、小さな体育館や校庭でも区画を作れる。指導者は「投げるな」と叫ぶだけでなく、子どもが次に何をすればよいかを目印で分かるようにしたい。

捕球を怖がる子には、いきなり他人の送球を受けさせない。まず自分で球を上げて捕るセルフキャッチを行い、目で追う、両手を添える、体を球の正面へ運ぶ順番を覚える。研究会では「捕る」だけでなく、危ない球からは逃げる意識も教えた。成功数を競うなら、速い球ではなく、落とさず続いた回数や相手が取りやすかった回数を数える。怖さを我慢させる練習より、距離と球の硬さを選べる方が参加を続けやすい。

守備側と攻撃側の人数を同じにしない工夫も、運動量を確保する方法として紹介された。ただし、人数を減らすだけでは混乱するので、各場所の役割、交代時間、止まる合図を最初に短く実演する。指導者一人で全てを細かく直そうとせず、危険箇所の監視と声かけを優先する。上手な子のためのミニゲームではなく、初めての子も一時間の中で投げ、捕り、打ち、判断できる授業へ。野球の入口は、技術の選別より「またやりたい」が残る配置で広がる。

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